大連(2003/02/07)
eawind
今日は昼の12時に来客の予定があった。尋ねてくる人は、昨年の6月から家庭教師として中国語を教えてくださった先生のその彼女が大連の街を案内してくれるとのことだった。目が覚めたのは朝の8時くらいで、ノートパソコンを使ってこの日記を書いていたところ、10時くらいには連絡があって、もうホテルのロビーに来ているという。急いで荷物をまとめてロビーへ向かう。彼女は、現在、北京の大学に通っていて、今は大連に帰郷しているところだった。
まず最初に向かったのは、星海公園といってアジアで最も大きい敷地面積を持つ公園として有名なのだそうだ。
そこの敷地の中に遊園地があって、バイキングとメリーゴーランド、それに観覧車に乗った。特にありえないと思ったのはバイキングに乗る係員が立ち乗りしていることだ。一歩間違えば落下→即死のところだが、バイキングの上で平気で立っている。一通り公園内を巡った後、公園の外に出て、路面電車の路線脇にある店で牛肉麺を食べた。
食べ終えると、バスに乗って大連の町からバスで一時間ほど離れたところにある開発区というところへ向かった。ここには100以上の日系企業が工場を構えていて、そのひとつに自分の中国語の先生二人と、片方の先生の彼女が勤めていた日系企業の工場があった。自分はそこを訪ねてみたくて門のところまで連れて行ってもらった。この開発区は敷地がとても広く、未だ空き地もたくさんあった。
その後はマクドナルドに入ってコーラを飲んで休憩したのち、彼女の協力で安宿を探してもらった。今日の宿は50元でとても安いが、風呂とトイレは共同となっている。彼女が言うにはここはウイグル人経営の店だそうだ。ちょっと物騒なので、貴重品は部屋に置いておかないほうが良いと忠告してくれた。宿が見つかった後、彼女とは別れて、お勧めしてくれた餃子屋に行ってきた。ここの店は日本人もよく来るそうで、自分が日本人だと伝えると、お店の人が興味深そうに自分に「こんにちは」とか「いらっしゃいませ」と日本語で話しかけてくる。
その後、明日会うもう一人の中国語の先生の友達に会うため電話をかけて連絡をとった。困ったのはこの付近は夜になると公衆電話を扱う店が閉まってしまい、道端に自動の公衆電話はカードが必要で自分はあいにく持ち合わせがなく、連絡不可能な状態に陥った。旅館の人に聞いてみると、どうやら、この時間はもう電話をかけるすべがないので旅館の電話を使えという。ただし、1分8毛(1毛は1元の1/10)で。その後、友達と連絡がとれて、北崗橋という大連の中心よりちょっと離れた場所で、明日の朝9時に待ち合わせることを約束した。