大連(2003/02/08)
eawind
昨日とは違って、今日はもう一人の中国語の先生の中学時代の同級生に会うことになっていた。今日は朝の9時に待ち合わせをして、その後、彼の彼女も合流して「老虎灘公園」というところに遊びに行った。彼も現在日系企業に勤めているということだった。この公園には水族館があって、何年ぶりか忘れてしまったが、久しぶりに水槽の中の珍しい魚たちや、アシカ・イルカショーを見たりした。
このイルカとかアシカを見ていると北京の動物園に引き続き、自分の幼いころを思い出して、目には少し涙が浮かぶ。見知らぬ国に一人で来てはや一週間、日常とは違う毎日を送り始めたところで、少々感傷的になっているように思う。平和な休日の二人のデートにお邪魔させてもらいつつ、のんびりとした一日を過ごすことができた。
お昼は一旦、水族館の外にでて、昼食を食べる。なかでも中国東北地方の料理で酸菜火鍋というのがとても美味しかった。ちょっと酸っぱめの水炊き鍋といった感じで、これは体が暖まった。お昼の後はまた水族館に戻って残りの見世物を巡った。
その後、バスに乗って大連の中心部に向かい一泊80元の巾幗大厦というところを見つけてくれた。ここは比較的設備が整っていて、まあまあ安くて自分好みのホテルだ。チェックインを済ませると、彼らに感謝と別れを述べた。
入出後、ちょっとびっくりしたのが、ノートパソコンをコンセントにつなごうとガチャガチャやっていたら、ブレーカが落ちて、自分が居る2F丸ごと停電になってしまったことだ。電気屋がきて、ブレーカを上げて貰うまで、30分くらい真っ暗な部屋の中でじっとしてなければいけなかった。
明日の夜にはカザフスタンのビザを取りに北京に戻らなければいけないので、この旅館のチケット売り場で列車を予約することにした。先ずは電話でやり取りしたのだが、自分の泊まっている旅館を聞かれて、読み上げることができずに一度電話を切った。その後フロントに行って読み方を聞いて、再度電話する。今度はホテルの名前を伝えることができたのだが、その後何を言っているのかわからず、電話を切ったら直接チケット売り場の人が部屋まで来てくれて、チケットを予約することができた。