香港(2003/02/16)
eawind
トミー(建君)は香港理工大学で働いている。詳しい専門はきちんと聞かなかったのでわからないが、なにやら人間の視覚を扱う専門らしい。この日は日曜日で、トミーはサッカーチームを持っており、大学でその練習をするとのことだった。
朝食を食べ終えると、二階建てバスに乗って、大学のサッカーグラウンドに向かう。しばらくすると、10人前後のメンバーが揃う。僕も参加しないかと誘われるが、運動音痴な僕はそれを拒む。グラウンドの反対側には違うユニフォームを着た集団がいて、練習がいつしか試合に変わっている。暇をもてあましている僕は審判をすることになった。といっても、サッカーの審判をやったことがなかったので、単純に時間を計って(前半20分、後半20分)、点数をチェックするだけ。結構、2月にもかかわらず、暖かい。長袖シャツ一枚で十分事足りるくらいの温度である。
試合が終わると、街に出てカラオケ屋に行く。ニッキーやアリスとはここで待ち合わせをしていたので、みなが揃う。日本語の歌を歌えと勧められ、何曲か歌う。
昼食もカラオケ屋で済ませた後、スターフェリーに乗って香港島へ向かう。香港島は九龍側とは違って、ビジネスの中心で、大きなビルや高級なブティックが立ち並ぶ。また、坂がとても多い。そんな香港島を一回りしたあと、再びスターフェリーに乗って九龍川へと引き返す。
今日もトミーの家に泊めさせてもらうことになった。この日は日曜日ということもあってか、トミーの家族や親戚や友達が一同に揃って、夕食を食べることになった。
おいしい香港の家庭料理を食べて、お酒もご馳走になった。少し酔っ払ったトミーのお父さんが二胡を弾いてくれたりもした。
そうこうして夕食が終わると、結構強いお酒のせいもあって、布団に潜り込むとすぐに寝てしまった。このときはまだ北京でひいた風邪が治っておらず、夕食で飲んだお酒のせいもあって、疲れが溜まっていたのだと思う。