香港(2003/02/18)
eawind
午前中はトミーのお父さんの仕事場を訪ねて、手伝いをすることになった。仕事の流れがわからないので、自分はほとんど見ているだけであったが、親孝行のトミーは重い荷物を持ってお父さんを手伝っていた。
お父さんは配送業をやっており、今日は工事現場に資材を運搬する仕事をやっているところだった。お父さんは若いころ広東省から移住してきて、香港で自らの地盤を作り、二人の子供を大学に行かせた。いろいろ苦労してきた人だ。いつだったかトミーがそのように語っていた。
昼過ぎにトミーに付き添ってもらってビザを受け取りに行く。午後は今日も一人での行動をすることになった。昨日は九龍サイドを散歩したので、今日は香港島サイドを行くことにした。一昨日はスターフェリーに乗って香港島へと渡ったが、今日はトミーの大学のそばのバス停から海底トンネルをバスで行くことにした。香港島に降り立つと徒歩で移動し、途中からケーブルカーに乗って香港を一望できる展望台に降り立つ。
ここからの景観はすばらしく、平日にもかかわらず、香港を訪れた旅行者でいっぱいだった。一通り、香港の景観を眺めたあと、地下鉄に乗って九龍サイドに引き返し、夕方に今度はピエンとハンセン銀行で待ち合わせする。香港の地下鉄構内には必ずこのハンセン銀行があって、ここを待ち合わせのポイントとするのが一般的なのだそうだ。
ピエンに連れられて香港の競馬場に行って、賭けずも見るだけにとどめて、引き返す。今日からはピエンの家でお世話になることになった。未だ北京からひいている風邪が治っていなかったので、ピエンに薬をもらいこれを飲んだら次の日にはすぐに直った。