桂林⇒西安(2003/02/24)
eawind
今日は昼過ぎから列車に乗ることになっていて、午前中は10時くらいに宿を出て、昨日行った駅前にあるコンピュータのショッピングセンターに行って、簡体字バージョンのWindowsXPとOfficeXPを購入する。どちらも、10元と格安。もちろん海賊版であるが…。
その後、14:04に南寧発西安行きの列車に乗り込む。桂林からの途中乗車客用に車両一台分が確保されていて、ここに乗り込む。でなければ座れなかっただろう。ありがたい。本日の列車は29時間の長丁場である。ずっとJRの幹線にある鈍行みたいな向かい合わせ二人掛けの硬い座席に座りっぱなしとなる。
列車が走り出して何時間かしたあと、向かいに座っている青年が話しかけてくる。最初は何を言っているかわからなかったが、なんだかんだと話しているうちに彼は医学生で、隣に座っているのも化学を専攻している学生らしく、友達同士二人で春休みを利用して桂林に観光に来たそうだ。
瓜子(グアズ、ひまわりの種とか)をもらって食べ、こちらは持ってきたみかんやビスケットを代わりに与え、食べたり話したり長距離座りっぱなしの旅程はこれで幾分時間を忘れて楽しむことができた。話してわからないと、持っているメモ帳に書いてもらい筆談する。日本のことや中国のことをあれやこれやと話は尽きない。
そんな風に会話を楽しんでいるときに、網棚に乗せておいた僕のリュックサックが床に落下。けが人が出ず幸いだったが、乗せている荷物が心配だった。数日後に気づいたのだけれど、リュックサックに入れていたノートパソコンの音が落ちたときの衝撃で出なくなっていた。