西安⇒敦煌(2003/02/28)
eawind
11:30から敦煌行きの列車に乗る。今日は硬臥(硬い寝台)をゲットできたので、比較的楽な旅だ。列車に乗る前に駅前の雑貨店に行って、カップラーメンやみかんを買う。全部で17元の買い物で、100元を渡す。そうしたらその店の若い店員がさらに100元よこせばすべて10元に両替してくれるというので渡す。帰ってきたお釣りは163元。20元足りない。返せというと10元しか渡さない。怒ってこちらが大声を出す。悪い悪いといいながら10元返す。お前は悪い奴だと捨て文句を行って店を後にした。いつもそうやって観光客からゲームのように金を巻き上げているのだろうか。それとも両替の手数料を取っているつもりなのだろうか!?こちらは、中国語に慣れてきたのもあって、真剣にやり取りをして損をしないようにはできた。これぞ大陸での人とのやりとり。日本みたいに人任せにうっかりはできない。
駅に早めに行って並んで、列車に乗り込み、網棚のスペースを確保する。後は通路に備え付けてある折畳式の椅子に腰掛けて、持ってきたミネラルウォーターを飲みながら、外の風景を眺める。昼寝をする。カップラーメンを食べる。みかんを食べる。いつもと同じだ。今日の列車は特快でも快速でもない各駅停車なので、いくつものローカルな駅への停車を繰り返しながら、敦煌へと着実に一駅一駅と近づいていった。