敦煌(2003/03/02)
eawind
朝、10時に目を覚ます。楊さんとロビーで待ち合わせすると、タクシーの運転手もすでに玄関で待っている。タクシーに乗り込んでまずは朝食を食べに向かう。西安でも何度か食したが、朝は大体、数個の包子(バオズ)と小豆スープ(おしるこの甘くないようなもの)を食べる。その後は市内から20kmくらい離れたところにある莫高窟に行く。
日本語のガイドサービスがあったが、桂林同様断って、通常どおりの中国語ガイドに付き従っていくつかの仏像を見て回る。空は雲ひとつなく青くて澄み切って清々しい天候だ。川岸の段丘壁にいくつもの横穴が掘られ、その中に壁画や仏像が並んでいる。乾燥した土地のため、この保存状態を保つことができるのだろう。なかには奈良の大仏並の大きな仏像も安置されている。莫高窟の隣には博物館があってここにも見学に行く。
再びタクシーに乗り込んで、一旦市内に引き返し、昼食を食べる。今日は炒麺を食べる。日本の焼きそばも美味しいが、中国の炒麺はバリエーション豊かでこれもまた美味しい。店によって味付けや具、それから麺の形などさまざまで、結構食べ飽きない。
昼食を食べ終えた後、月牙泉というところにいって、砂漠の中を歩き回る。駱駝に乗って移動するサービスがあったが、60元もしたので、歩いて移動する。おかげで砂だらけになる。この月牙泉は天然のオアシスで、その泉が上から見ると三日月型をしているからこういう名前がついている。一通り観光した後、今日は宿を変え一日25元の安い招待所に宿を代える事にした。