サンクトペテルブルク(2003/04/04)
eawind
今日は20:50から列車に乗ることになっていた。午前中はチェックアウトぎりぎりの時間まで部屋で朝食を取ったり、日記をつける作業で時間を潰す。荷物をホステルのラゲッジ・ルームに預け、午後は市内を散策する。
ニックにミチュリンスクまでの到着時間を知らせようと、昨日から公衆電話で連絡を取ろうと試みるが、電話のせいなのかぜんぜん繋がらない。現地の人にプッシュしてもらったりもしたが、それでも駄目である。
仕方なく、昨日と大体同じルートを通って、イサック大聖堂まで行ってみる。ちょうど聖堂に着く手前で、モスクワのホステルで会った日本人青年2人と出くわす。なんだか、ここ最近日本人に会うと日本語をしゃべることができるので、すごくテンションが上がる。なんだかんだと世間話をして、記念写真を取り合って、その後、彼らとは別れた。
別れる際、エルミタージュ美術館に行くべきだと言われて行ってみる。でも、お金の節約のため、中には入らず建物の外観を眺めるだけにする。ロシアに来てから思いのほか物価が高いので節約の日々である。
未だニックに電話ができないので、インターネットカフェまで行って、ニック宛てに到着時間を伝えるメールを打つ。その後はウィンドウショッピングをして、宿に引き返し、荷物をピックアップして駅へと向かう。
列車に乗り込むと、同じブロックにロシア人青年二人とタジク人青年一人、それから通路を挟んで窓側の方にはロシア人カップルが乗っている。ロシア人青年二人は二人とも同じ名前のアレクセイと言って、なにやらビールとかウォッカとかをたくさん持っている。勧められて、ウォッカ一杯いただく。パンと肉ももらう。彼らは化学工場で働いてるそうで、サラトフという町まで出張するために列車に乗っているという。一人のアレクセイは26歳でものすごく大きい体をしている。もう一人のアレクセイは立派なヒゲを持っている。このヒゲのアレクセイがものすごい酔っ払いで遅くなっても大きい声でしゃべっているので、隣のブロックの人に注意されていたりもした。