ミチュリンスク(2003/04/07)
eawind
朝、7時半には起きて、パンとコーヒーで朝食を取る。今日、ニックは学校に行く日で、自分も一緒に行くよう誘われていた。学校までニックのお父さんが送ってくれて、学校に入っていく。そこには先生がいて、自分が日本から来ている外国人で、授業を見学させたいのだとニックが説明している。しかし、先生はノーと答える。
仕方なく、ニックが僕を家まで送ってくれて、午前中はニックの家で日記をつける作業に掛かることにした。昼ごろにおばあちゃんがパンケーキを作ってくれてこれを食べる。午後になると、ニックが学校から帰ってきて、すぐに彼女の家に届け物があるとかで外出していった。今度はお父さんとお母さんが帰ってきて、お父さんが自分の持っていたパソコンを使って、旅の幸運を祈ってメッセージを書いてくれた。
ちょっとしてからニックも戻ってきた。お父さんのクルマに乗って駅まで行き、モスクワ行きの列車の切符を買う。お金はお父さんが出してくれる。そういえば、ここに着てから一銭も払っていない。すべてニックや家族がお金を出してくれる。
帰りに本屋によって、お父さんがミチュリンスクの絵葉書を買ってくれる。その隣にアクセサリー屋があって、僕のお母さんにとブローチを買ってくれる。家に帰ると、お父さんとお母さんは友人の家に行くということで、外出していった。ここでお礼とさよならを言う。
夜になると、ニックがタクシーを呼んでくれて、これに乗って駅まで行く。駅にはニックの友達が集まってきてくれて、列車が出発するまで見送ってくれた。
ニックのお父さんがくれたメッセージ
Шиньичи, дорогой!
Счастливой тебе дороги.
И, вообще, удачи тебе по жизни.
С уважением, папа Николая.
07.04.03 г. Мичуринск
翻訳は以下
親愛なる進一へ
幸運な旅路を
そして、概してあなたの人生にも幸運を
敬具 ニックのパパより
2003年4月7日 ミチューリンスクにて