クルガン(2003/04/11)
eawind
クルガン駅への到着は早朝だった。眠いままクルガン駅に降り立つ。駅でジャックを探しに歩き回る。ぐるっと駅舎を回った後、ホームに戻ってみると、ジャックと彼のお父さん、それにお姉さんの三人が出迎えに来てくれていた。お父さんの運転するメルセデス製の大きなバンに乗り込み、途中買い物があるとかで、何件かのお店に寄って、ジャックの家に着く。
家につくと、お母さんも出迎えてくれる。シャワーを浴びさせてもらい、朝食をご馳走になる。ジャックが言うには今日は11時から学校に行くことになっていて、一緒に僕も行こうと言う。OKをして、それまでの間、仮眠をさせてもらうことにする。
11時少し前に起きて、ご飯を頂き、ジャックとお姉さんと三人で学校へ向かう。教室にはすでに生徒が揃っていて、自分は教壇に導かれる。窓際の席に英語の先生が座っていて、この先生によるインタビューが始まる。質問は今回の旅行でどこを周ったとか、ロシアはどうだとかいったことである。中国を11都市周って、カザフスタン、キルギスを経由して、ロシアに二週間前についたと答え、ロシアについてはお店の店員や公共施設の職員の不親切さについて話し、しかしロシア人は深く話をすると親切になると答える。逆にこちらから質問をして欲しいと言われ、日本はどうだと聞いてみる。特にこれといった答えはない。ついでに歌まで歌ってくれというので、童謡「赤とんぼ」を歌って聞かせる。
そんな問答を30分くらいして、一旦ジャックの家に引き返す。しばらくして、ジャックの友達がやってくる。今度はみんなでお父さんの実家に行っておじいちゃんとおばあちゃんに会う。ここで、ロシア式のピザとケーキとお茶をご馳走になる。また、ジャックの家に一旦引き返し、別の友達がクルマに乗ってやってくる。
みんなでクルマに乗り込み、街から少し離れた森に行って、ビールを飲みながら、モデルガンで缶を撃って遊ぶ。そのあとはまたクルマに乗り込み、街道沿いのカフェによってシャシュリクを食べる。朝から自分は寝たり起きたりで、しかもあっちこっちに行ってすごく疲れていて、しかも出てくる料理の量が半端ではないので、このシャシュリクをほとんど食べることができなかった。それなので、ジャックに食べてもらい、このあとビリヤードに行くことになっていたがキャンセルして、ジャックの家に帰ることにした。